脂肪溶解注射(BNLS/カベリン/チンセラ)
- 脂肪溶解注射(BNLS/カベリン/チンセラ)とは
- 脂肪溶解注射の種類について
- 適応部位ごとの使⽤量
- 脂肪溶解注射の通い⽅について
- 脂肪溶解注射の施術について
- 脂肪溶解注射の治療をお受けしかねる⽅・禁忌事項
- 脂肪溶解注射と組み合わせがお勧めの治療
- 料金
- 治療の流れ
脂肪溶解注射(BNLS/カベリン/チンセラ)とは
脂肪分解成分を⽤いた注射治療で特に⼩顔治療に向いています。脂肪分解効果が認められているデオキシコール酸が配合されているため、⾼い脂肪溶解効果を得ることができます。さらに低張性脂肪分解促進作⽤により脂肪細胞内に⽔分を吸収させることで、脂肪細胞の分解を早めます。破壊された脂肪細胞は、尿と共に体外に排出されます。
脂肪溶解注射の種類について
● BNLS
FDA承認の脂肪溶解成分であるデオキシコール酸を約0.0001%配合した薬剤です。特に⼩顔治療に向いており、頬やフェイスラインの脂肪の代謝促進とともに、⾎液、リンパの循環を促進し、フェイスラインをスッキリ整える効果が期待できます。
● チンセラ
FDA承認の脂肪溶解成分であるデオキシコール酸を約0.8%もの⾼濃度に配合した薬剤です。pH7(中性)に調製された薬剤であるため、痛みと腫れは最⼤限に抑えながら、従来の脂肪溶解注射よりも効率良く脂肪を減少させることができます。脂肪吸引に抵抗がある⽅や、クールスカルプティング(脂肪冷却・脂肪凍結療法)を受けるほどには脂肪量が多くないけれど脂肪を減らしたいという⽅には特にお勧めです。通常のダイエットでは改善されにくいセルライトにも効果があります。また注⼊時には、針先が丸くなっているマイクロカニューレを使⽤するなど徹底的にダウンタイムの軽減にもこだわっています。当院で最も効果の⾼い脂肪溶解注射です。
● カベリン
FDA承認の脂肪溶解成分であるデオキシコール酸が約0.5%と⽐較的⾼濃度に配合された薬剤です。またLカルニチンやペプチド複合体が加えられており、施術後の腫れが最⼩限になるように設計されています。⼩⿐をはじめ、腫れると⽬⽴ちやすい部位専⽤の脂肪溶解注射です。今までは⼩⿐への脂肪溶解注射として
BNLSが多⽤されていましたが、BNLSの約5000倍のデオキシコール酸が含まれています。従来の製剤ではなかなか満⾜ゆく効果が得られなかった⽅や、他の治療ではあまり改善しなかった⽅におすすめです。1回あたりの効果が⾼いため、最低限の痛みで、かつ少ない回数で効果を実感できるようになりました。※痛みの感じ⽅や必要回数は注⼊量や注⼊部位によって異なり、個⼈差がございます。
適応部位ごとの使⽤量
● フェイス
※推奨施術間隔は1〜2週おきです。
※あくまでも⽬安です。⽪下脂肪の量やつき⽅、注⼊範囲によって必要量が決まりますので、診察のうえ決定いたします。
※すべて原液量としての表⽰です。当院では局所⿇酔薬や⽣理⾷塩⽔による希釈は⾏っておりません。
● ボディ 8㏄〜
チンセラ 頬、フェイスライン、顎下3〜8㏄
カベリン ⼩⿐ 1〜2㏄
脂肪溶解注射の通い⽅について
⽬安としてお顔は1〜2週間ごとに3〜5回、ボディは1〜2週間ごとに5〜8回繰り返し施術を受けるとより効果を実感していただけます。
脂肪溶解注射の施術について
所⽤時間 | 問診、カウンセリング30〜40分 施術10〜20分 |
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⿇酔の使⽤ | 注射の痛みを⼼配される⽅には⿇酔も使⽤可能です。 |
ダウンタイム | 腫れ 注⼊直後〜施術当⽇の夜にかけて多少の痛みやはれぼったさが出現しますが、 施術翌⽇には⽬⽴たなくなることがほとんどです。 痛み 針を刺す程度の痛みは⽣じ、注⼊直後〜施術当⽇の夜にかけて多少の痛みは⽣じることがあります。 内出⾎ 内出⾎はほとんどおきませんが、内出⾎が出現した場合は1〜2週間程で消失します。 お化粧・洗顔 当⽇から可能です。 シャワー浴 当⽇から可能です。 ※再出⾎予防のため、当⽇の過度の運動や⻑時間の⼊浴はお控えください。 ※施術後、2週間は過度な運動や⾼温の⼊浴およびサウナ、飲酒、喫煙はお控え下さい。 |
脂肪溶解注射の治療をお受けしかねる⽅・禁忌事項
・現在治療中の疾患がある⽅
・妊娠中、授乳中の⽅
・甲状腺機能亢進症の⽅
・クルミアレルギーの⽅
※上記に該当される⽅は医師への相談が必要な場合や施術が⾏えない場合もございます。
脂肪溶解注射と組み合わせがお勧めの治療
■脂肪溶解注射 × ボティHIHU
脂肪溶解注射で余分な脂肪細胞を体外へ排出させ、HIFUによって⽪膚の SMAS層と呼ばれる筋膜層を引き締めることで気になる部位のたるみを引き締める効果があります。
治療の流れ
①スタッフ問診
医師が脂肪のつき⽅を確認しながら患者様のお悩みやご希望に合わせ、脂肪溶解注射の注⼊部位や注⼊量を決定してゆきます。
②ドクターカウンセリング
医師が脂肪のつき⽅を確認しながら患者様のお悩みやご希望に合わせ、脂肪溶解注射の注⼊部位や注⼊量を決定してゆきます。
③ 施術開始
施術部位のお化粧は施術前に拭き取っていただきます。医師が注⼊部位にマーキングを⾏い、痛みの緩和のために、直前までクーリングを⾏いながら脂肪溶解注射を注⼊してゆきます。
④ 施術終了
施術後の注意事項やアフターケアについてスタッフからご説明させていただきます。
注⼊部位の⽌⾎が確認できましたら施術終了となります。
こんな方にお勧めです
・⼩顔になりたい
・部分痩せしたい
・リバウンドしやすい
・脂肪は多くないがそれでも減らしたい
・ダウンタイムが少ない⽅がいい
Q & A
注射が怖いです。痛みはどのくらいですか?
注射で注⼊してゆくため、針を刺す程度の痛みは⽣じますが、注⼊直前まで注⼊部位のクーリングを併⽤する他注⼊時の痛みを軽減できるように注⼊⽅法や針の細さにも徹底的にこだわっています。必要に応じて⿇酔剤の使⽤も可能です。
数回必要とのことですが、1回での効果はあまりないですか?
1回の注⼊でも効果を実感できる⽅はいらっしゃいますが、効果の程度は注⼊量と回数によって異なります。
リバウンドはありますか?
脂肪細胞そのものの数を減らすため、原則としてリバウンドはありません。ただ、⾷⽣活や運動習慣次第では、別の脂肪細胞が⼤きくなりリバウンドする可能性があります。
治療の直後、してはいけないことはありますか。
再出⾎予防のため、治療当⽇の過度な運動や⼊浴はお控えください。
料金表
※掲載料金は税込表記となっております。
製剤 | 容量 | 価格 |
チンセラプラス | 1cc | 6,700円 |
8cc | 44,800円 | |
16cc | 75,200円 | |
32cc | 124,800円 | |
カベリン | 1cc | 6,700円 |
8cc | 44,800円 | |
16cc | 75,200円 | |
32cc | 124,800円 |