フォトシルク

処置の内容によりますが、一般的なフェイシャル治療であればお肌のターンオーバーに合わせた28日（約1ヶ月）間隔を空けることをお勧めします。ホクロ取りなど手術的な処置の場合は、色素沈着を防ぐためにもオペ部位は保護し約半年間、照射はお勧めしておりません。

薄いシミは実際拝見してみないことには、判断が難しいです。シミの薄さによってはメラニンが肌の奥に潜んでいる場合があり、1度目の照射ではそこまで光が届かない可能性が高いです。そのため、徐々に照射パワーをあげながら、数回行なっていただくご案内になるかと思います。

凸凹ではないニキビ跡など、炎症性の色素沈着が起きている部位は、メラニンが生成されている可能性が高いため光の治療は有効ですが、シミのようにかさぶた反応が出るわけではありません。ただ、肌のターンオーバーが促されることで、早く軽快に向かうためお勧めの治療です。

患者様ご本人が、どこまでしみを薄くしたいのか、またシミの濃さによっても通院方法や回数は異なりますが、最初の3回は２・３ヶ月に1回の照射をお勧めしております。それ以降は肌状態を診ながらご提案させて頂くのですが、当院ではお肌のメンテナンスや肝斑の有無の診断目的として年に1回ほど通われる方が多いです。

これは、珍しいケースではありません。肝斑は日焼けやホルモンバランス、摩擦や刺激、またご年齢が30代以降であれば、徐々に出現・悪化すると言われており、一年前に肝斑が存在しなかった場合でも、これらの要因によって肌のメラニン産生が促進されることで肝斑が出てきた可能性があります。そのため当院では、数ヶ月・数年ぶりのご来院の際は、必ずドクターによる肝斑診察を行なっております。

かさぶたを早めに剥がしてしまった場合、お肌はとてもデリケートな状態になっており色素沈着となりやすいため、出来るだけ刺激せず念入りな保湿・UVケアを行って下さい。治療後は必ず当院からロコイドをお渡ししておりますので、そちらの塗布もお願いいたします。

施術後は通常時より、肌がよりビタミンCを吸収しやすい状態となっているため、このタイミングでイオン導入によりビタミンC補充を行うと、より美肌・美白に対して相乗効果が得られます。鎮静効果も高く、ダウンタイムの短縮や肌自体の回復を助長することが出来ます。